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下関市新博物館の建築、機械/19日まで参加受付/建築設計は大建

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下関市新博物館の建築、機械/19日まで参加受付/建築設計は大建

 山口県下関市は、新博物館(仮称)建築主体工事と同機械設備工事の一般競争入札(郵便入札)2件を公告した。参加申請は19日まで、契約室契約課で受け付ける。郵便入札による入札書の提出は8月2日まで(当日消印有効)受け付け、同7日に開札する。
 参加資格は、建築主体が3社JVを対象とし、代表者は建築一式工事1600点以上、博物館または美術館の建築(新築または収蔵庫を含む改築・増築)で請負金額1億2000万円以上の施工実績、第1・第2構成員は同800点以上(市内本店)または850点以上(菊川町、豊田町、豊浦町、豊北町本店)の市内企業、建築一式工事6000万円以上の施工実績。予定価格は5億0812万9000円。

 機械設備は2社JVを対象とし、代表者が管工事1500点以上、博物館または美術館の空調設備(新設または収蔵庫の系統を含む改設・増設)で請負金額5000万円以上の施工実績、第1構成員が同750点以上の市内企業、空調設備工事1000万円以上の施工実績。予定価格は1億9021万9000円。
 施設は、RC造の低層を基本とし、延べ1499㎡の規模で建設する。設計は建築を大建設計、展示を丹青社が担当した。
 工期は2015年3月19日まで。建設地は同市長府川端2-2137ほかの敷地5141㎡。
 市では、6月補正予算に工事費の一部1億7985万円(13-15年度の継続費13億3300万円)を計上。建築工事と展示工事を分割して発注する。
[ 2013-07-10  12面  面名:中国・四国・九州面]
 
 
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地図展:下関の歴史語る41枚 市立大唐戸サテライトキャンパスで来月9〜13日 /山口

毎日新聞 2013年06月26日 地方版

 ◇長門鉄道沿線案内図や“要塞”部分が白抜き

 明治から昭和の下関にまつわる地図を集めた「地図展」が7月9〜13日、下関市唐戸町の下関市立大唐戸サテライトキャンパスで開かれる。廃線となった長門鉄道の沿線案内図や、旧日本軍の軍事施設を示す地図など41枚を展示する。収集した菊川町民俗資料収集保存委員の北條秀一さん(63)=同市菊川町久野=は「地図が語る下関の歴史を感じてほしい」と話している。【平川昌範】
 
 下関の歴史を研究する市民らでつくる下関歴史研究所(橋本龍一郎代表)が主催。地図は北條さんが古書店や骨董(こっとう)品店などで約30年かけて集めたものという。
 長門鉄道は1918(大正7)〜1956(昭和31)年、下関市の西市−小月間の18・2キロを蒸気機関車で結んだ民間鉄道。昭和20年代に発行されたとみられる沿線案内図は、路線や街並み、山並みがカラーで描かれている。温泉旅館の広告や時刻表も載っており、温泉客向けに作られたことが分かる。
 
 1919(大正8)年発行の「下関市街新地図」には、貴船町一帯の旧日本軍の“要塞(ようさい)”が記されているが、約4年後にあたる1923(大正12)年の「下関市街地図」は要塞部分が白抜きになっている。北條さんは「軍の検閲が厳しくなった結果で、地図の変化から時代背景が読み取れる」と語る。
 他にも、旧朝鮮総督府が1912(大正元)年に発行した「朝鮮案内」や、大阪毎日新聞社が1926(大正15)年に付録として発行した「日本交通分地図」、旧満州(現中国東北部)が日本と同じ赤色に塗られた地球儀などもある。午前10時〜午後5時。入場無料。
〔下関版〕
 
 

企画展:海との関わりテーマに、考古博物館と長府博物館の2カ所で 下関市の歴史振り返る /山口

毎日新聞 2013年06月14日 地方版
 響灘と周防灘、日本海と三方を海に囲まれた下関市で、海との関わりをテーマにした企画展が市内2カ所の博物館で開かれている。縄文時代から江戸期まで、大陸との交流や人々の生活、海上交通の要衝としてのにぎわいなどを切り口に市の歴史を振り返る。
 市立考古博物館(下関市綾羅木岡)で開かれているのは「響灘沿岸の遺跡−海に生きた人々」。縄文から平安時代にかけて市内15カ所の遺跡を取り上げた。それぞれの出土資料を通じて、大陸との交流や沿岸部の人々の生活を考える内容だ。
 弥生時代の武久(たけひさ)浜墳墓群からは紀元前4〜2世紀に中国で作られた「半両銭」と呼ばれる貨幣が石棺から見つかっており、大陸との交流がうかがえる。市の沖合に浮かぶ蓋井(ふたおい)島にある筏石(いかだいし)遺跡からは、現在のルアー(疑似餌)と同じ使い方をしたとみられるシカの骨で作った漁具が見つかっており、当時の漁労生活の一端を垣間見ることができる。
 市立長府博物館(下関市長府川端)の企画展は「海港都市 下関」。オランダ商館付き医師、シーボルトが下関の町人の元締、佐甲家に宿泊のお礼に送ったコーヒーカップのほか、下関港に入った船舶に乗り込み、洗濯や炊事にあたった遊女を描いた歌川広重の錦絵など、江戸時代の資料30点を展示している。海上交通によって下関がにぎわい、人の交流も盛んだったことを知ることができる。
 考古博物館の展示は30日まで。観覧無料。長府博物館の企画展は8月末まで。大人200円、大学生100円、高校生以下無料。ともに月曜休館。【西貴晴】

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