五島で海ごみサミット開幕
長崎新聞 10月24日(土)9時16分配信
各地で漂流、漂着している海洋ごみ問題について、国内外の関係者が意見を交わす「第13回海ごみサミット2015長崎・五島会議」が23日、五島市で始まった。25日まで事例報告やグループ討議などで理解を深める。初日は参加者が海岸清掃のフィールドワークなどに取り組んだ。
海ごみサミットは、一般社団法人「JEAN」(東京)が2003年から毎年全国各地で開き、県内開催は04年の対馬市以来2回目。今回は「国際連携の進展」を主テーマに掲げ、国内外の研究者ら約150人が3日間意見を交わす。
五島市では昨年度、市内約70カ所で海岸清掃を実施し、約220トンの漂着ごみを回収。中国や韓国など外国からのものが多いという。
この日は、同市岐宿町の八朔海岸で参加者が清掃活動に取り組んだ。海岸に流れ着いたペットボトルや発泡スチロールなどを拾い、漂着ごみの現状を目の当たりにしていた。同市池田町の福江文化会館では、各地の状況などを報告し合うワークショップもあった。
JEANの金子博代表理事は「海洋ごみのほとんどがプラスチックで、自然に消えることはない。発生させないよう各国が連携することが大切」と語った。
海ごみサミットは、一般社団法人「JEAN」(東京)が2003年から毎年全国各地で開き、県内開催は04年の対馬市以来2回目。今回は「国際連携の進展」を主テーマに掲げ、国内外の研究者ら約150人が3日間意見を交わす。
五島市では昨年度、市内約70カ所で海岸清掃を実施し、約220トンの漂着ごみを回収。中国や韓国など外国からのものが多いという。
この日は、同市岐宿町の八朔海岸で参加者が清掃活動に取り組んだ。海岸に流れ着いたペットボトルや発泡スチロールなどを拾い、漂着ごみの現状を目の当たりにしていた。同市池田町の福江文化会館では、各地の状況などを報告し合うワークショップもあった。
JEANの金子博代表理事は「海洋ごみのほとんどがプラスチックで、自然に消えることはない。発生させないよう各国が連携することが大切」と語った。
長崎新聞社