江戸時代の建築など新たに古民家2軒改装 「洲本レトロこみち」入居者募集 兵庫
産経新聞 8月22日(土)7時55分配信
洲本市中心部の古い街並みを活用し、地域活性化を目指す「城下町洲本再生委員会」が、「洲本レトロこみち」(同市本町)にある江戸時代に建設されたという建物など2軒を改装することを決め、新たな入居者を募集している。
同委員会は昔懐かしいまちの魅力を再発見し、地域活性化につなげようと、平成24年から年2回「城下町洲本レトロなまち歩き」を開催。飲食や雑貨など多くの出店者が集い、観光客でにぎわうイベントとなった。
同委員会に協力する店舗は当初、映画館「洲本オリオン」と美容室など3店だったが、24年12月には「こみち食堂」がオープン。その後、県や市が助成する古民家再生事業も活用しながら店舗数は増加。現在は17店舗となった。建物の解体工事前日に、同委員会の野口純子会長(72)が偶然出会った持ち主を説得して解体を免れるなど、古民家の保存と協力店舗の拡大を進めてきた。
今回は県の助成を受けて2軒の改修工事を行い、入居者を募集している。1軒は江戸時代の建築とされる木造一部2階建ての元マージャン店。敷地面積約55平方メートルで、瀬戸内寂聴さん原作の映画「夏の終り」のロケでも使われた。もう1軒は木造2階建ての店舗兼住宅。敷地は駐車場も含め約90平方メートルで、約25年前までは鮮魚店だったという。家賃4~5万5千円で、工事前なら自己資金による内装の変更も可能という。
野口会長は「新築にはない、古民家の魅力を知ってほしい。いい人に入ってもらえれば」と話す。
問い合わせは委員会事務局の土屋久美子さん(電)080・6753・4669。
同委員会は昔懐かしいまちの魅力を再発見し、地域活性化につなげようと、平成24年から年2回「城下町洲本レトロなまち歩き」を開催。飲食や雑貨など多くの出店者が集い、観光客でにぎわうイベントとなった。
同委員会に協力する店舗は当初、映画館「洲本オリオン」と美容室など3店だったが、24年12月には「こみち食堂」がオープン。その後、県や市が助成する古民家再生事業も活用しながら店舗数は増加。現在は17店舗となった。建物の解体工事前日に、同委員会の野口純子会長(72)が偶然出会った持ち主を説得して解体を免れるなど、古民家の保存と協力店舗の拡大を進めてきた。
今回は県の助成を受けて2軒の改修工事を行い、入居者を募集している。1軒は江戸時代の建築とされる木造一部2階建ての元マージャン店。敷地面積約55平方メートルで、瀬戸内寂聴さん原作の映画「夏の終り」のロケでも使われた。もう1軒は木造2階建ての店舗兼住宅。敷地は駐車場も含め約90平方メートルで、約25年前までは鮮魚店だったという。家賃4~5万5千円で、工事前なら自己資金による内装の変更も可能という。
野口会長は「新築にはない、古民家の魅力を知ってほしい。いい人に入ってもらえれば」と話す。
問い合わせは委員会事務局の土屋久美子さん(電)080・6753・4669。