本年度第三回・原の辻遺跡保存整備委員会(会長・西谷正日本考古学協会会長、九州大学名誉教授)が八日、郷ノ浦町、文化ホールで開かれ、市総務部原の辻プロジェクト室が、平成二十一年秋に開館予定の埋蔵文化財センター・一支国博物館(仮称)の基本的設計について同委員会に報告があり、施設の規模や外観、内部の構造、同遺跡への移動手段など説明した。 説明によると、一階にはエントランスホール、常設・テーマ展示室、子どもの学習の場・キッズこうこがく研究所、ミュージアムショップなどがあり、常設展示室には長さ十辰慮殿總イ鮓鏡B腓派機◆岾ぞ絽魄弭餡函Π貉拗顱廚魘調する方針。
遺跡を一望する二階には開閉式のシルクロードビユーシアターがあり、三階は多目的ホール、体験交
流室、講座室などが設けられ、市民の憩いの場や学習の場としての活用も行われる予定。 委員らからは▽遺跡から博物館を見た場合、目立たなくする必要がある▽博物館から遺跡へ移動する際、案内表示を明確にしたほうがよいなどとする意見が出された。
同委員会では続いて▽管理運営施設▽建物復元▽環境復元▽生活復元の四部会からそれぞれ協議結果の報告があり、建物復元部会から、平成十九年度復元予定の竪穴住居一棟を同十八年度の復元に変更することなどが示され、今後保存整備を進めていく上で民俗的な観点から生活復元を考える必要があることから、新たに長崎国際大学人間社会学部・立平進教授を委員に追加、委員会はこれを了承した。
(情報源:壱岐日報H19.2.12)
参考:http://blogs.yahoo.co.jp/sesshuukai/26373650.html
参考2:壱岐高試験問題を見て、相澤記念館から寄贈された「岩宿の発見」ほか
http://iki.sakura.ne.jp/ichinomiya-junpaikai/HTML/AizawaMemo.htm