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日本沿岸の環境汚染は深刻 タンカー油流出、海外から対応のまずさを指摘する声
上海沿岸から約300キロの東シナ海で、1月6日にイランのタンカーと香港籍の貨物船が衝突した。タンカーは炎上、爆発し、奄美大島から315キロ沖の日本の排他的経済水域(EEZ)まで漂流して沈没。
積荷だった大量の原油が流出し、乗組員の多くが行方不明となっている。流出した油は日本の方向に広がっており、沿岸に深刻な汚染をもたらすと予測されている。専門家は初動対応のまずさを上げ、北東アジア各国の連携が取れていないことを批判した。
沈没したイランのタンカー「サンチ」は、約13万6000トンの超軽質原油を積んでいた。国際関係とアジア研究を専門とするトム・コーベン氏はディプロマット誌への寄稿で、このタイプの油は肉眼ではほぼ見えず、油膜を分解する海洋の微生物たちを殺してしまうと述べる。
タンカーはすでに沈没しているため、流れ出る油の回収作業が困難であるうえに、「サンチ」の燃料であった重油が、海底から漏れ出しているという。
国際タンカー船主汚染防止連盟によれば、今回の事故による原油流出は、この35年間で最悪ということだ。原油の流出量については、強い潮の流れで日々量が変化するため、計測が困難だという。
懸念されるのは、漁業や環境への影響だが、英国立海洋学センターの1月16日のレポートでは、今後1ヶ月以内に事故で汚染された海水が日本に到着するとされている。汚染は当初予測された以上に、急速に広範囲に広がると見られ、シュミレーションマップでは、日本と韓国の沿岸への影響がかなり大きくなっている。
コーベン氏は、今回の事態をもたらした原因の一つに、北東アジア諸国の互いの不信感を上げる。日本も含め危機対応の協力を申し出た国々の参加を、中国は事故当初拒否しており、公式に受け入れた時には、「サンチ」はすでに日本のEEZに流れ着いていたとしている。
(平成30年1月31日 News Sphere)
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タンカー事故で相当の量の原油が流出して「35年間で最悪」、日本には「深刻な汚染をもたらす」と報じている。
これに対して「BuzzFeed News」は事故海域を管轄する第10管区海上保安部の広報担当者に取材した。
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「濃い油膜は認められず、日を追うごとに油膜は薄くなっています。コンデンセートは揮発性が高い油のため、浮流油の範囲も縮小している。末端のほうは拡散、消滅しています」
「現在も巡視船1隻で『航走拡散』という作業を実施し、油粒を細かくしています。また、航空機1機で現場の調査などを行なっています」
海洋生物の影響については「油が浮いている状況のため、全く影響がないとは言えないが、現在のところで影響が出ているという情報は入っていない」と指摘。
また、日本への油の漂着についても、「ただちに重大な影響が及ぶ状態ではないが、風潮流の流れによって変化するため、引き続き調査を継続したい」とした。平成30年1月29日) https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180129-00010001-bfj-soci
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これに対する日本の報道が少ないようだが、その中でもTBSや毎日新聞は報じて「影響がない」としている。
しかし、日本のマスコミは当てにならない。
チェルノブイリ原発事故の時、朝日新聞は「ソ連で原発事故か 健康障害は無視出来そう」と書いた。
しかしその1ヵ月後に放射能汚染が日本にも及び、海藻テングサから1キロ当たり7万ピコキュリーのヨウ素131が検出されたが「検出された放射能は小さく食べても健康に害がない」と書いた。
一方、敦賀原発事故の時は朝日は大騒ぎした。その時の放射能値は1キロ当たり490ピコキュリーだった。
朝日は数字を無視して日本をダメにしたかったのだ。
福島原発事故の時は、マスコミと反日左翼がこぞって不安を煽っていたが、実際はほとんど影響なしで、菅政権による人災の被害が甚大だったことがすでに明らかになっている。
今回の事故、小野寺まさる氏は「楽観視できない」と書いている。
いずれにせよ日本に対する悪い影響は間違いない。
国会も国家・国民に影響を与える、こういう事態を議論して国民に知らせることなく、何を議論しているかと思えば、去年と同じことである。時計の針が止まっている国会だ。
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