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[転載]「町民の森」(森町)散策  (浜松発!)

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「八形山」周回の下調べ 

2016年10月16日(日)
場所:北区三ヶ日町只木地区
移動:自動車、徒歩
ドリンク:中遠広域農道から新東名の遠州森町PA(上下線)を利用
トイレ:同上または「町民の森」南ゲート側公衆トイレ

キー・ワード(順不同) 町民の森、中遠広域農道、八形山
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  ”ええら森町、よんない「町民の森」”と誘われる同園地の南口は「中遠広域農道」に面している。
 その、全線舗装の「中遠広域農道」の森町区間には信号が無い。本線への中途からの合流は全て一時停止の自己責任となる。
 速度規制には変遷があるが、森町区間は現在時速40kmだから、速度超過には気を付けよう。遠州森町PA・スマートICができたので、舗装をやり直してとても走り易くなっている。二輪の人は一度は走ってみてください。

 では「町民の森」へ入りましょう。
 ちなみに、「町民の森」は天浜路ウォーキングの常設の「小國神社コース」の一部分であり、同コースの延長は11.7kmとなっている。

●森町「町民の森」管理車道
南口:中遠広域農道分岐接続
北口:町道分岐接続
延長:約2600m
備考:ほぼ全線ダート(舗装部分:南口80m、北口10m)

●森町「町民の森」遊歩道
南端:町道接続
北端:管理車道接続
延長:約3800m
備考:山道
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                       (遊歩道は大雑把です)

 「中遠広域農道」の遠州森町PA・スマートIC出入口の北側にある二輪パーツの「デイトナ」の800mほど先(北東側)に「町民の森」南口がある。

   ↓「中遠広域農道」に面した森町「町民の森」南口分岐(A分岐)
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 上段手前から右奥へと「中遠広域農道」。手前方向が南となり、「デイトナ」がある。左へと「町民の森」への分岐があり、看板も立っている。
 下段は北側からの振り返りで、北から来ても看板が立っている。車道に横断歩道があるのは、対面の授産所「もみの木」の両脇を通って遊歩道が町道まで続いているからだ(未確認)。
 南口から入るとすぐに園地設備がある。

   ↓南ゲート前の園地設備の様子(B地点手前)
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 上段手前から奥へ進む。左手に東屋があり、その奥に駐車場、右手にトイレ、中央に南ゲートがある。浜松市浜北区の森林公園と似たような地質・地形の雑木林で、落葉樹の紅葉は茶系が多くてきれいではない。

 東屋のテーブルの上にはレターケースが置いてあり、引き出しの中に「町民の森」のパンフレットがたくさん入っているのでありがたく頂戴する。
 別の引き出しには訪問帳があるので、ブログ名で記帳しておいた。
 周囲はつい最近除草した形跡があり、ここからの遊歩道への入口もスッキリしている。
トイレを借りて、南ゲート前でストレッチ。

   ↓「町民の森」の南ゲート(B地点)
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 「町民の森」の南口から北口までは幅員充分な管理車道(以下本線)が貫通しており、延長約2600mうち、ゲート間は約1600mとなる。ゲート間はダートで、路面は主にコンクリート砕石となる。転圧用の青崩砕石などと比べると、固くて地面に馴染まず、粒径もやや大きいのでスニーカーでは歩きづらいだろう。足裏のツボ押しにはなる(笑

 南ゲートはコンクリート擬木で、左側の歩行者用の小門扉が開放されているので、ハイカーはそこから入る。画像の左端には本線のゲート間のキロポスト
が写っている。これも擬木だ。本線のポストは看板式のものもあるのだが、擬木ポストとの整合性に欠けており、どちらを信用してよいのか判らない。
 ゲートから入り、見える距離(50m)で遊歩道の辻分岐に出る。

   ↓本線から上・下する遊歩道分岐(C分岐)
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 本線を挟んだ両側に遊歩道分岐がある。本線は、上段は左から右へ、下段は手前から左へと延びている。
 上段の遊歩道は本線より南側へ下り、下段の遊歩道は北側へと登る。本線より北側の遊歩道は、「八形山」登山や「大洞院-蓮華寺」の「歴史の散歩道ハイキングコース」としていずれ紹介する。但し、下段から行ける「やすらぎの丘」は行止りコースのようだ。

 上段の「木漏れ日の小道」への看板は、「木漏れ日の道」と同じだから、統一して欲しい。小心者にはドキドキだ。
 本線を1分、約100m進むと、もう一度「木漏れ日の道」への分岐に出る。

   ↓本線と2つ目の「木漏れ日の道」への分岐(D分岐)
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 カーブの頭が小さな切通しになっており、本線は左から右へ抜ける。「木漏れ日の道」への案内は複数有るので最初は戸惑うが、東屋に用意してあるパンフを見れば判り易い。
 ここは南ゲートから約150mの位置になるが、同所にある看板式のキロポストでは350m表示となっている。管理車道は一本道だから支障は無いが、さすがに誤差が大きい。
 ここから4分半、約350m進んだE地点に擬木のキロポストが立っており、そこの””南ゲート0.5km”表示は正しい。
 キロポストから見える距離(約30m)に遊歩道の辻分岐がある。

   ↓本線から上・下する遊歩道分岐(F分岐)
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 どちらも振り返りショット。上段の「グリーンガーデン」は「中遠広域農道」の南口よりもっと北側の部分に接続している。
 下段の「木漏れ日の小道」はC分岐と同様、「木漏れ日の道」の事である。
 この辻分岐には看板ポストもあり、南ゲート0.8km表示で、やはりおかしい。南ゲートではなく、南口からの間違いだろうとは思う。

 すでにここら辺でログ取りがイヤになってきた(笑。 読んでくれている人も飽きてきただろうが、この先、歩道分岐はまだまだあるので辛抱ください。
 この辻分岐から1分、約100mで「つづら坂」と言う標識に出る。

   ↓本線の歩道分岐と「つづら坂」の標識(G分岐)
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 本線は手前から奥へ抜ける。左下へ戻る感じで下る遊歩道分岐がある。この遊歩道は「木漏れ日の道」に向かって錯綜しており、説明しにくい状況となるので、今回は寄らなかった。

 分岐に立っている「つづら坂」の標識は向きが微妙だが、パンフレットでは本線のこの先(奥方向)を表しているようだ。”つづら”が何を意味しているのか歩いてみても判らなかったが、少なくとも本線は”つづら折れ”の坂道にはなっていない。ツヅラフジが生えているのだろうか?
 「つづら坂」の本線を進んで1分半、約150mでベンチのある見晴台に出る。

   ↓ベンチと岩石露頭のある「夕日の見える丘」(H地点)
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 上段手前から奥へと本線。左側(西側)が開けており、当然夕日が見えるだろう。
 下段は岩石の露頭と南西方向の「中遠広域農道」に面した二輪の「デイトナ」の社屋。この社屋はどこから見ても目立つ・・って言うか西方向にはこれしか無い。社屋のこちら側にテストコースがあるはずだが、ここからは見えない。
 下段の岩石の露頭はいかにも土地がやせている感じを醸し出し、マツや丈夫な灌木しか生えてない雰囲気。浜北森林公園のようにマツタケを産出するのだろうか。アカマツがあればの話だが。
 ここから50mほど先に遊歩道分岐がある。

   ↓本線の遊歩道分岐(J分岐)
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 本線は手前から奥へ進む。左へ降りる木の階段のある遊歩道分岐があり、こ
れは「木漏れ日の道」へ降りる分岐としては最北端となる。帰りはここから下って南ゲートの東屋の横に出る。とにかく、
幾つもある「木漏れ日の道」の呪縛からやっとおさらばできた。

 本線のガードレールは、そこに沢筋がある。先へ進んで3分、約200mでキロポストのある「森の泉」に出る。

   ↓本線の1.0kmポストと「森の泉」付近(K地点)
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 擬木の正確なキロポストがある。この一帯は丘とも呼べるような低山だが、この場所は湿潤で水がある。
 上段のガードレールの奥が窪地になっていて、下段のように階段で降りられる。地面が見えるので、水は溜まっていない。湧水がホースから出ているが、イノシシが生息しているような環境なので、飲用不可の表示がある。
 「森の泉」から4分半、約310mで遊歩道分岐に出る。

   ↓本線の遊歩道分岐(L分岐)
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 本線のカーブの頭の右側、つまり山側に沢筋に沿う分岐がある。これは「歴史の散歩道ハイキングコース」へ登る遊歩道で、そのコースは今回の「町民の森」とは別の、「大洞院-八形山-蓮華寺」を巡る設定となっている。

 遊歩道は上段の本線のガードレール脇を沢筋に少し降りてから「八形山」の北尾根へ向けて登って行く。入口が画像のように少しヤブっぽい(除草のし忘れ?)が、数m入ると下段のように良い状態となる。だが、この道は実は尾根への本筋ではない。本筋はあとで出てくる。
 この分岐から30秒(50mほど)で遊歩道の辻分岐に出る。

   ↓本線から上・下する遊歩道分岐(M分岐)
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 上段はベンチの奥を左に下れば「せせらぎと水性植物の世界」へ行ける。一般的には”水生植物”または”水棲植物”だと思うが、標識には”水性”と書いてある。
 この道は「町民の森」の北ブロックの遊歩道としては一番長い設定となり、後述する「町民の森遊歩道」と併せると本線の北口に近い所まで抜けている。

 下段は擬木の階段を登れば「ロマンの丘」まで行ける。同丘はL分岐で紹介した「歴史の散歩道ハイキングコース」の一部で、このM分岐からの遊歩道が本筋となる。
 今回は「八形山」に行くために、この登り口を確認しに来たわけだから、もう用は済んだ(笑。 「八形山」はこの冬に紹介しましょう。
 この辻分岐から2分、約190mで本線の北ゲートに出る。

   ↓「町民の森」の北ゲート(N地点)
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 上段の手前から来て、カーブの頭に北ゲートがある。ゲート脇に擬木のキロポストが立っており、南ゲートまで1.6kmの表示は正しい。
 下段が北ゲートにある駐車場で、こちらは未舗装だ。南ゲートにあるようなトイレも東屋も無い。腰を下ろして休める休憩所が下段の画像の奥(O地点)にあるが、日差しを遮るものが無いので夏はさぞかし暑いだろう。

 ふふふ、これで終わったと思ってはいけない。冒頭の諸元から判るが、本線のダート部分は約2520mあり、ゲート間のダートは1600mなのだ。
 さあ、残りのダート920mを見に行きましょう。
北ゲートから1分半、約140mで遊歩道分岐に出る。

   ↓本線の遊歩道分岐(P分岐)
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 本線は手前から奥へ抜ける。左へ降りる分岐があり「せせらぎと水性植物の世界」へ行ける。これは、M分岐から降りた遊歩道と接続している。
 この分岐から30秒(50m)で次の分岐に出る。

   ↓本線の遊歩道分岐(R分岐)
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 前出のP分岐と同様に「せせらぎと水生生物の世界」へ下る遊歩道で、途中の分岐を南へ行くと「見晴らしの丘」へ出る。「見晴らしの丘」は気持ちの良い場所だが、やはり日差しを遮る方法が無い。
 この分岐から2分、約200mで遊歩道分岐に出る。

   ↓本線から「見晴らしの丘」へ行く遊歩道分岐(S分岐)
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 本線は左から右へ抜ける。この場所は尾根の鞍部になっている。この分岐から遊歩道に入ると、看板通り、最初に「見晴らしの丘」に出る。北ブロックの遊歩道の最北端となる。

 この分岐より北側には単独の遊歩道が一つある。その単独の遊歩道分岐が50mほど先にある。

   ↓本線から分岐する「町民の森遊歩道」(T分岐)
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 この遊歩道は、地形図破線では本線へ接続せずに「町民の森」の外の町道へ抜けられるように書いてあるが、実際には廃道のようで、現在は本線のもっと北側へ接続している。
 と言う事で、本線をもう少し下る。途中の右手の沢筋に谷止工が見え、それは地形図にも表記がある。本線を3分、約250mで前述の遊歩道分岐に出る。

   ↓本線の最北端の遊歩道分岐(U分岐)
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 本線を奥から手前へ出てきて振り返りショット。ヘアピンカーブになっており、そのカーブの頭に「町民の森遊歩道」分岐がある。これを入れば、少し登って前出のT分岐に出る。
 さて、いよいよ本線の紹介も終わりだ。最後の3分、約170mを下ると入口が要部舗装の北口に出る。

   ↓町道に面した森町「町民の森」北口分岐(W分岐)
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 奥から下って来て振り返りショットで、手前の横断溝より奥の要部舗装は10mほどだ。手前左右が町道で、右方向(奥から来ると左折)へ進めば南口へ戻る事もできる。
 画像の右側に裏側を向けて立っている看板は「天浜路ウォーキングコース」の常設の「小國神社コース」の案内板で、ここから天浜線の「遠江一宮駅」までもう7.1km歩くことになる。そのコースは、今回報告した「町民の森」を通り抜けているのだが、冒頭の南口付近には看板が無い。但し、「中遠広域農道」と町道の接続部分には2か所看板があるから、迷うことは無いだろう。
 
 以上で、森町の「町民の森」の管理車道のお話はおしまい。

 ●おまけ●

 園内の遊歩道の延長は約3800mあり、残念ながら一筆書きのように一回で回ることはできない。
 管理車道を少し戻ってU分岐から「町民の森遊歩道」へ入り、約6分でT分岐に出る。直近のS分岐から「見晴らしの丘」への遊歩道へ入り、約7分で「見晴らしの丘」(W2地点)に着く。そこでおにぎりを食べ、休憩する。

 遊歩道を進んで最初の分岐を右に曲がり、少し進むと右手に大きな谷止工(砂防ダムかも知れない)が現れる。ここまで約2分半。

   ↓完全に埋まっている谷止工(X地点)
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 手前側に遊歩道があり、埋まっている谷止工の上流側に簡単に降りられる。この辺りが湿潤な「せせらぎと水生植物の世界」なのだろう。
 しばらく遊んで遊歩道に戻り、分岐を3つ(そのうちの2つはループでつながっている)過ぎ、谷止工から約4分でM分岐の管理車道に出る。
   
 管理車道を南ゲート方向へ8分戻り、J分岐から再び遊歩道に入る。西側の山腹を巻く遊歩道(これが木漏れ日の道だ)をサクサク進んで分岐を4つクリアする。4つ目の分岐は沢の木橋を挟んで双方に2つずつの分岐のある変則4つ辻だ。沢へ降りる都合で多少のアップダウンはある。約7分で南口の東屋の脇へ出て無事に周回できた。

 遊歩道の方はじっくり紹介できなかったが、それぞれに面白い。分岐には案内看板もあるが、とにかく東屋にあるパンフレットを最初に入手しておけば決して迷わないだろう。
 また、それぞれの遊歩道は短いので、途中で力尽きることも無い。
全山雑木だが、紅葉がきれいになる木が無い。管理車道沿いにカエデを植林してあるので、それが大きく生長するまではおあずけだ。

おわり。

転載元: プチ・ランドマークのブログ


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