鎌倉行ってきました。
情報によると、北鎌倉が見ごろを迎えているとのこと。
JR横須賀線で、北鎌倉駅下車、
円覚寺→明月院→建長寺といういつものルートをたどります。
円覚寺の紅葉は、なかなかです。
七部程度といったところでしょうか。
ちょっと鮮やかさにかけるのです。日差しは十分なんですけどね。
うーむ、赤黒い葉と、黄、緑の葉が一本で混在してます。
今年の猛暑が原因でしょうかねー。もしかしたら、今年はこの程度で終わりなのかも。
寺内一番奥の佛日庵で、茶で一服。
帰り際に、弁天堂の階段も登って、そこの茶屋でも、ゆずジュースで一服。
午後の暖かい日差しの中で、なかなかに快適でした。
弁天堂茶屋から、線路向こうの東慶寺の大きな銀杏の木も見えます。
「東慶寺は、桜の季節にいくことにしよう」
ということで、次は、明月院に向かいます。
途中、橘の前で立ち止まりました。
ちょうど14時なのですけど、まだランチをやっているようです・・・
橘は和食の名店で各種ガイドブックで紹介され、「橘弁当」が有名なのです。
思い切って入ると、ちょうど店員さんが看板を下げるところでした。
「まだ大丈夫ですよ。一食残ってます」
とのことでしたので、あやうく滑り込みました。
厨房では、お母さん達がきびきびと立ち回っています。
主婦の店のようです。
料理は基本、橘弁当のみで、1900円。
見た目もシンプルながら、上品な仕上がり。ふむ。
丁寧で、癖が無く、絶妙な塩加減。
やさしい味わいですが、どれもこれもなかなかに切れています。
さすがです。
食後のデザートも付きます。今日は自家製シュークリームでした。
さて、明月院についたころは、15時前となっていました。
あたりは、薄暗くなっています。
鎌倉は、山に囲まれた土地で、山際の寺社は、日が暮れるのも早いのです。
「失敗した」
特に、山間に位置する明月院は日が差す時間も短いと思われます。
訪れるのならば、昼ごろが良かったですね。
さてさて、気を取り直し、
次は、建長寺を目指します。建長寺は巨大な寺院なので、日差しがかげる心配よりも、
夕刻の暖かい日差しで、かえって映えているかもしれません。
ふむ。強烈な日差しで、写真が白けます。むむむ。
というより、紅葉に勢いが感じられません。
まだはやいのか、
というより、円覚寺で感じたように、赤黒い葉と緑葉が混ざっているのが気になります。
半増坊まで登りましたが、あまり収穫はありませんでした。
時間が16時くらいとなりましたので、
海蔵寺に回るプランはあきらめて、鶴岡八幡宮に向かうことにしました。
北鎌倉から歩いていくと、八幡宮へは、本殿左手の方からすぐに入れるようになっています。
参拝後、本殿前の階段を下りていくと、
今年の春に強風で倒れた銀杏の跡が見えます。
しかし!
すごい!春もちらちらと芽吹いているのは見ましたが、
秋となり、もう鬱蒼と緑の枝枝が盛り上がっています。
どうするんだろう?たくさん枝分かれして四方八方に伸びるのだろうか?
要らぬ心配をしてしまうほどの生命力。(笑)
もしかしたら、樹の移植を考えていたかもしれないけれど、ご神木のこの生命力を見ると、
これは見守るしかありませんね。(^-人-^)ありがたや~
その後は、源氏池の旗上弁天社をお参りし、
帰路に着きました。