東シナ海
繁体字簡体字別名繁体字簡体字英語英語: 朝鮮語ハングル漢字
東シナ海 中国語東シナ海 | |
東海 | |
东海 | |
[表示]発音記号官話 - 漢語拼音 - 注音符号閩語 - 閩南語 白話字粤語 - 粤拼呉語 - 呉語ローマ字表記客家語 - 客家語拼音 | |
東中國海 | |
东中国海 | |
[表示]発音記号官話 - 注音符号閩語 - 閩南語 白話字粤語 - 粤拼呉語 - 呉語ローマ字表記客家語 - 客家語拼音 | |
East China Sea | |
동중국해 | |
東中國海 | |
[表示]発音記号 - MR式 - 2000年式 |
概要
太平洋西部にある縁海であり、北は対馬海峡を通じ日本海と接し、東は南西諸島を挟んで太平洋(フィリピン海)に接する。南南西に台湾海峡を通じ、南シナ海と結ばれているほか、北西は黄海に接している。大規模河川として長江が流入している。
海域の中央部には島嶼は無いが、北辺から東を経て南辺にかけて周囲に島弧がある。主な島嶼として、北から済州島、九州、南西諸島、台湾となっている。ユーラシア大陸縁辺部には舟山群島などの小島嶼がある。海底はほとんどがユーラシア大陸から続く大陸棚で、深度200mより浅いが、東部は沖縄トラフであり深度約2,000mと深くなっている。海流としては黒潮およびその分流の対馬海流が流れている。
表記
日本において
その他の国・地域において
漁業
戦後間もない1951年時点で水産資源の減少は明らかであったが、有効な漁獲規制は今日まで導入されていない。農林水産省の「漁業・養殖業統計年報」によれば、1960年の日本の漁獲量は370tほどあったが、それをピークに直線的に減少し始め、近年は20t足らずにまで落ち込んでいる。
1980年代からは日本漁船は、採算が取れなくなり撤退、その後に操業コストの安い中国漁船が進出し、さらに資源は減少し続けている[2]。
備考
- 中国報道機関などの日本語サイトは、 「シナ(支那)」を日本人がかつて中国に対する優越意識・差別意識をこめて使用した語であるとして日本語表記の東シナ海も使用せず、かわりに東中国海の表記が用いる事がある。
- 中国の学者凌純声は「東亜地中海」(東アジアの内海)と呼んだこともある[3]。
- その他、東シナ海全域をとらえる概念として環東シナ海[4]、または環シナ海[5]という概念もある。
- 東シナ海の領域内である北緯30度43分東経128度4分に戦艦大和が沈んでいる。