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[転載]JIS A 5011この規格は,ニッケル鉱石等からフェロニッケルを製錬採取する際に副産されるフェロニッケルスラグをコンクリート用骨材として用いるために必要な品質などについて規定している。

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A 5011-2:2003
(1)
まえがき
この規格は,
工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,
日本鉱業協会から,
工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経
済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS A 5011-2:1997 は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS A 5011-2
には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定)フェロニッケルスラグ骨材の化学成分分析方法
付属書2(参考)アルカリシリカ反応抑制対策の方法

JIS A 5011
の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS A5011-1
コンクリート用スラグ骨材−第 1 部:高炉スラグ骨材
JIS A5011-2
コンクリート用スラグ骨材−第 2 部:フェロニッケルスラグ骨材
JIS A5011-3
コンクリート用スラグ骨材−第 3 部:銅スラグ骨材
JIS A5011-4
コンクリート用スラグ骨材−第 4 部:電気炉酸化スラグ骨材





目  次
ページ
序文 
1.  適用範囲
2.  引用規格
3.  種類,区分及び呼び方 
  3.1   種類
  3.2   粒度による区分
  3.3    アルカリシリカ反応性による区分 
  3.4   呼び方

4.  品質
 4.1   一般事項 
 4.2   化学成分及び物理的性質 
 4.3  アルカリシリカ反応性 
 4.4   粒度及び粗粒率

5.   試験方法
 5.1   試料の採り方 
 5.2   化学分析試験 
 5.3   絶乾密度及び吸水率試験 
 5.4   単位容積質量試験
 5.5   アルカリシリカ反応性試験 
 5.6   粒度試験 

6.   検査方法

7.   表示

8.   報告

附属書1(規定)フェロニッケルスラグ骨材の化学成分分析方法 
付属書2(参考)アルカリシリカ反応抑制対策の方法 



序文  この規格は,ニッケル鉱石等からフェロニッケルを製錬採取する際に副産されるフェロニッケルス
ラグをコンクリート用骨材として用いるために必要な品質などについて規定している。
この規格は,1992 年に制定されたが,アルカリ骨材反応において無害と判定されなかった一部のフェロ
ニッケルスラグ骨材についても,JIS A 5308(レディーミクストコンクリート)で定められている各種の
反応抑制対策が有効であることが判明したことから,このスラグ骨材にかかわる取扱いを 1997 年に改正し
たものである。
1. 
適用範囲  この規格は,コンクリートに使用するフェロニッケルスラグ骨材について規定する。ただ
し,高温高圧養生(オートクレーブ養生)を行うコンクリートには適用しない。
2. 
引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。
)を適用する。
JIS A 1102
  骨材のふるい分け試験方法
JIS A 1103
  骨材の微粒分量試験方法
JIS A 1104
  骨材の単位容積質量及び実積率試験方法
JIS A 1109
  細骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1110
  粗骨材の密度及び吸水率試験方法
JIS A 1145
  骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(化学法)
JIS A 1146
  骨材のアルカリシリカ反応性試験方法(モルタルバー法)
JIS A 5308
  レディーミクストコンクリート
JIS K 0050
  化学分析方法通則
JIS K 0115
  吸光光度分析通則
JIS K 0119
  蛍光X線分析方法通則
JIS K 0121
  原子吸光分析通則
JIS K 8001
  試薬試験方法通則
JIS M 8268
  クロム鉱石−硫黄定量方法
JIS Z 2616
  金属材料の硫黄定量方法通則
JIS Z 8801-1
  試験用ふるい−第 1 部:金属製網ふるい
JIS Z 9015

転載元: お願いしなければならない時もある


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