新居浜市の環境
主な公害事例と対策
新居浜市の環境 住友金属鉱山 住友磯浦工場 住友大江製造所 住友菊本製造所
大生院村(おおじょういんむら)は愛媛県東予地方の新居郡にあった村である。1955年(昭和30年)に、泉川町・中萩町・船木村とともに新居浜市に編入合併され、自治体としては消滅した。その翌年、一部地域は西条市に区域変更した。現在の新居浜市の西端の山すそから平地にかけての一帯。
磯浦工場
所在地
〒792-0002 愛媛県新居浜市磯浦町17-3 |
周辺地図
フッ素2ppmを含む培養液を用いた水耕栽培でイネの生育は抑制され, 根から吸収されたフッ素はイネの体内に蓄積された.フッ素の土壌による吸収力は特異的に大きいことが知られている.そこで土耕栽培によるイネの生育に及ぼすかんがい水中フッ素の影響を検討した.水稲品種コシヒカリの土耕栽培ではフッ素濃度が0, 5, 10, 20, 30, 50および100ppmの7水準のかんがい水を用いた.その結果, 土耕栽培においてフッ素5〜30ppmのかんがい水はイネの出葉, 草丈および分げつ数にほとんど影響を及ぼさなかったが, フッ素50および100ppmのかんがい水は分げつ数を抑制することが明らかとなった.
フッ素100ppmの上位第2および3葉の光合成速度は低下したが, 葉身中のクロロフィル含量に影響はみられなかった.1株当り穂数および1株当り籾数はフッ素50ppmで低下の傾向を示し, フッ素100ppmで有意に減少した.籾および葉鞘(稈を含む)の乾物重はフッ素50および100ppmで有意に低下することがわかった.
水質汚濁防止法による公共用水域に排出されるフッ素の許容濃度は15mg L^-1であるが, 5〜10ppmのフッ素を含む培養液による水耕栽培でイネの生育は著しく抑制された.そこで水耕栽培で許容濃度内である低濃度域のフッ素がイネの生育に及ぼす影響を検討し, イネの経根的吸収によるフッ素の蓄積を明らかにしようとした.
フッ素濃度が0, 2, 4および6ppmの4水準の水耕液でコシヒカリを栽培し, イネの生育に及ぼすフッ素の影響を検討した.その結果, フッ素はイネの草丈および分げつ数を抑制した.とくに分げつ数はフッ素の濃度による影響の差異が明確に認められ, フッ素濃度が高いほど分げつ数が低下することを明らかにした.
1株当り穂数および1株当り籾数もフッ素濃度が高いほど減少した.また, 籾, 葉身, 葉鞘(稈を含む)および根に及ぼす影響は出穂期以降が顕著で, フッ素濃度が高いほど乾物重は減少した.葉身中のフッ素含量(ppm, w/w)は培養液中のフッ素濃度が高くなるほど, また生育期間が長くなるほど増大し, 経根的に吸収されたフッ素は玄米, 葉身, 葉鞘(稈を含む)および根に蓄積されることがわかった.
惣開小学校
1895年(明治28年)宇摩郡別子尋常高等小学校分教場として設立 1898年(明治31年)住友惣開尋常高等小学校として独立 1941年(昭和16年)市立の学校となり、新居浜市立惣開国民学校と改称 1947年(昭和22年)新居浜市立惣開小学校となる 1979年(昭和54年)3月 床下に住友金属鉱山のスラグによるカドミウムが含まれる結晶物が隆起した[1]。
惣開小学校の歴史(抜粋)
年月日 | 主な動き | 児童数 |
明治28(1895)年6月20日 | 旧接待館敷地 宇摩郡別子尋常高等小学校分教場(尋常科4年制) | 75 |
明治31(1898)年11月27日 | 住友市立惣開尋常高等小学校として独立 敷地拡張 | 134
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明治32(1899)年 | 高等科併置 | 204
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明治35(1902)年 | 校舎を磯浦海岸に移転 | 289
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昭和8(1933)年10月10日 | 住友重機械工場設立のため王子町1の3の現在地へ移転 | 400
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昭和16(1941)年3月 | 住友私立より新居浜市立惣開国民学校と校名改称 | 451
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昭和22(1947)年3月 | 国民学校令廃止 市立惣開小学校と校名改称 | 1,602
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昭和52(1977)年 | 1,792
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昭和53(1978)年 昭和54年3月6日 | 若宮小学校に児童を分離 床下に結晶物が隆起、結晶中にはカドミウムが含まれており、住友金属鉱山が埋立てたスラグが原因。 結晶の処理は住友金属鉱山が行うことで合意 鉱滓投棄現場からの汚水対策としてPH処理槽を設置 | 1,292
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昭和55(1980)年 | 鉄筋コンクリート3階建新校舎2棟、体育館等落成 | 602
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昭和60(1985)年10月 | 創立90周年記念行事 王子が丘トリム、影法師日時計等設置 タイムカプセル埋設 | 662
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平成7(1995)年12月 | 創立100周年記念式典 | 431 |
カドミウム中毒(カドミウムちゅうどく)は、カドミウムによる中毒。カドミウムは人体の構成に不可欠な物質ではない。カドミウムとその化合物は低濃度でも極めて強い毒性を示し、生物の体内や生態系で生物濃縮を引き起こす。
カドミウムは産業現場でよく用いられる極めて毒性の強い金属である。カドミウムの曝露許容量は低く、微量のカドミウムしか存在しない場所でも過剰曝露が発生することがある。
カドミウム含有塗料を、きさげ作業(スクレーピング)やブラスト処理によって除去すると、深刻な危険を伴う可能性がある。また電池の種類によっては製造時にカドミウムが用いられるものがある。カドミウム曝露への対処は、工業全般、造船、建設、農業の各分野ごとに所定の基準に従って行う[1]。
新居浜市の環境 住友金属鉱山 住友磯浦工場 住友大江製造所 住友菊本製造所
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