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「聖徳太子の時代の東大阪」 市立郷土博物館で展示会

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「聖徳太子の時代の東大阪」 市立郷土博物館で展示会 土器などが展示されている「聖徳太子の時代の東大阪」=大阪府東大阪市
 大阪府東大阪市立郷土博物館(同市上四条町)で、展示会「聖徳太子の時代の東大阪」が開催されている。約1400年前の東大阪の様子を紹介するパネルや、当時使われていた土器や武器などが展示されている。9月6日まで。
 館内には、聖徳太子が創建したと伝わる長栄寺(同市高井田元町)をはじめ、聖徳太子にゆかりのある寺院などを紹介するパネル20点が展示されている。
 また、聖徳太子が活躍した6世紀後半から7世紀前半に使用されていた土器や瓦など約120点が並ぶ。展示されている環頭大刀(かんとうたち)の把頭(つかがしら)や大刀などは、聖徳太子が河内国渋川郡(現在の同市衣摺付近)で物部氏との戦いで勝利をおさめたころに使用されていたもので、当時の戦いの様子などが見てとれる。
 同館学芸員の中西克宏さんは「時の権力者が古墳づくりに熱中した時代から、寺づくりが始まった時代への移り変わりを感じながら楽しんでほしい」と話している。
 午前9時半~午後4時半。入館料は一般50円、高校・大学生30円、小・中学生20円。月曜と祝日翌日が休館。問い合わせは同館((電)072・984・6341)。

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聖徳太子の愛犬「雪丸」童話を出版 奈良・王寺町のマスコットキャラ
 奈良県王寺町の達磨寺に聖徳太子の愛犬として伝えられ、同町の公式マスコットとして活躍している「雪丸」の童話『聖徳太子と愛犬雪丸のものがたり』(B5判48ページ、千円)が完成した。10日から販売され、13日には購入者を対象にした雪丸サイン会も開かれる。
 達磨寺には雪丸の石像がまつられ、雪丸が言葉を理解して経を唱え、達磨大師の墓のそばに葬ってほしいと遺言した-などとの伝承が残されている。
 童話は、町教育委員会の岡島永昌学芸員(39)が文章を、雪丸キャラクター考案者のデザイナー、松永路さんがデザインや絵を担当した。伝承をもとに、斑鳩宮に迷い込んだ雪丸が、太子が毎日経典を読む姿を眺めるうちに言葉や経を覚え、2人の交流が深まっていく-という物語を、ほのぼのとした墨絵の挿絵とともに描いている。
 6日、記者会見した平井康之町長は「雪丸をシンボルに進めている街づくりの一環」とし、「地域の歴史を学ぶための教材として活用するため、町内2中学校や県内の高校などの図書館にも配布したい」と話した。岡島学芸員は「雪丸が聖徳太子の愛犬としてどのように生きてきたのかを知ってほしい」と話していた。
 本は王寺町役場や町商工会、リーベル王寺東館3階のキャップ書店で販売。13日にはキャップ書店で午前11時、午後1時、3時の3回、購入者を対象にした雪丸のサイン会を行う。問い合わせは町地域交流課((電)0745・33・6668)。

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 聖徳太子が開いた古刹(こさつ)・四天王寺(大阪市天王寺区)と、大阪の若手実業家らが連携して企画した街おこしイベント「大阪国際マンガグランプリ」が、8、9両日に同寺に近い同区の大阪国際交流センター周辺で行われる。主催者は太子をテーマにしたオリジナルキャラクターや漫画作品を募集。優秀作品を活用して継続的に地域振興につなげる狙いがあり、周辺の寺社も協力する。寺社と漫画は一見ミスマッチだが、同寺は「漫画をきっかけに太子や信仰に関心を持ってもらえたら」と期待している。
 催しは「日本を代表する文化となったマンガと、聖徳太子という抜群の知名度を生かして大阪を世界に発信したい」という実行委員会側と、「門戸を広げ、多くの人に親しんでもらいたい」と願う四天王寺など寺社側の考えが一致して実現。太子をテーマにした作品やキャラを募集したところ、全国から120点が寄せられた。




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