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[転載]みんなを代表して受難する主婦・黒木睦子さんをフォロー・応援しよう! 転載こぴぺ

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みんなを代表して受難する主婦・黒木睦子さんをフォロー・応援しよう!
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黒木さん関連・当ブログ記事一覧。
http://ameblo.jp/eigo-garage/themeentrylist-10086091643.html
黒木さん関連・リンク集(随時追加)
http://ameblo.jp/eigo-garage/entry-11962049706.html
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(株)日向精錬所と(有)サンアイが、黒木睦子さんを訴えている件で。

昨日3月4日に、3回目の審理があった。
イワシさんが即座にレポートをあげてくださってる。
http://bit.ly/1w28LNg

本当にお疲れさまです。いつもありがとうございます。
イワシさんだけでなく、黒木さんご本人や原告を含めた当事者の方々、皆さんの労をねぎらいたい気持ちでいます。

本当なら、こんな裁判ないほうがいい。
それでもあるなら、よりみんながハッピーでいられるように、お互いに理解を深めては建設的な善後策を見いだすためであることを願っています。

この件だけじゃないよね。
裁判ってもの自体、なくて済むならないほうがいい。
自分たちでできることは八方手を尽くした、それでも解決しないから裁判に頼るしかない、ってことのはず。

いま。
僕のアタマのなかには、3つほどの事柄が去来するようにある。
それを書いていくね。


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1つめは、ここのところ僕が考えてること。

黒木さんは、「捨てられているグリーンサンドはゴミです。片付けてください」と言ってきた。

それに対して、この裁判を始める前に、ゴミではないことを充分に伝える説明はあったのかな。
僕の知ってるかぎりでは、なかったようだ。

そして、裁判が始まって進んでいる中。
昨日の3回目の審理までに、ゴミではないことを充分に伝える証拠は、原告から提出されているのかな。
もしくは今後になって提出されるのかな。

もしそこに、裁判より前に黒木さんに伝えていたこと以外の説明・証拠があるなら。
それは裁判を始める前に、黒木さんにされているべき説明じゃないのかな。

例えば、この裁判で、西川内に運ばれたフェロニッケルスラグが「無害で、製品価値があるものだ」ってことを証明できたとする。
「害がないことを示す権威的データがある、かつ取引の記録を提出する」などして。
黒木さんも納得できるとする。

となると、それこそ何で今までその説明がなかったのか、ってことになる。
黒木さんや僕を含めた全国の人たちみんなを不安のなかで宙ぶらりんにしてたのか。

「このとおり無害な製品です。私たちは悪くないです」で終わる話では、ちょっとない。
むしろ、「心配の声があり、かつ全国に広がったのに、今までちゃんと言わないで済みませんでした」っていう話だ。

化学的・医学的に無害だからといって、咳の原因にならないとは言えない。
現に現場の人たちはマスクをつけて仕事をされていた。
近隣に配慮した取扱いだったのか、それも考えるべきことだ。

僕が思うに、原告がとるべき一番よい姿勢は。
まず、フェロニッケルスラグが無害であること・製品であることを、証明できるならすること。
同時に、心配をかけたこと・これほどの騒ぎになったことを黒木さんや全国のみんなに謝ることだと思う。
そして、向後のために取扱い方を見なおす機会にすると約束することだと思う。
これまでの取扱い方いかんによっては、「リコール」も視野にいれるべきことだと思う。


=====
ボーンズ88 @wildbones88  ·  3月3日
【日向製錬所 産業廃棄物問題】この広大な土地に、地権者と事業者は莫大な量のフェロニッケルスラグを埋めてしまった。今後永久にとどまり続けるこの莫大な量のフェロニッケルスラグ、その管理責任は地権者が子々孫々、受け継いでいかねばならない。
0件の返信70件のリツイート8件のお気に入り
 



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ちなみに。
裁判の訴状・答弁書・準備書面などは、誰でも閲覧できるらしいね。

それについて、丁寧に書いてくれてるページがあったよ。
http://www.daishoyasan.jp/rc/observation/fa-0108.html
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訴訟に出される訴状や答弁書・準備書面といった主張活動に関する書類や、証拠の写し、判決や和解の内容、送達に関する記録はすべて、誰でも閲覧できます。
=====

どなたか、もし閲覧しに行かれる方は、ぜひみんなに伝えてほしいです。


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3つめ。
ここでもまた考えてみたい。

西川内に運ばれたフェロニッケルスラグは「無害なものか」。
そして「製品価値があるものか」。

まず、無害なものか。

これまでにも書いてきてるとおり、僕は「有害だ」って判断してる。
その理由は、こちらの記事に書いてある。
http://ameblo.jp/eigo-garage/entry-11963821300.html

この場を借りて追記すると―――。

「結晶シリカの粉体」には、発がん性が国際的に認められてる。
でも、ただシリカなんじゃなくて「結晶か・非結晶か」っていう判断基準があるみたいだ。

こちらの資料によると、フェロニッケルスラグは「安定した結晶構造」をもってる。
http://www.mlit.go.jp/kowan/recycle/2/12.pdf(7ページ目)

銅スラグ、フェロニッケルスラグは中詰材やコンクリート用骨材等として利用できる。
銅スラグ、フェロニッケルスラグを利用する際には溶出水のpHや有害物質の溶出に留
意すること。
(解説)
非鉄金属スラグは銅、鉛、亜鉛等の金属を精錬する際に副次的に得られるスラグで、
これにステンレス鋼等の原料となるフェロニッケルを精錬する際に発生するものを含め
数種類のスラグが排出されている。
精錬には乾式精錬と湿式精錬とがあり、乾式精錬の際に得られる粒状材が土木資材と
しての技術開発が進められ、既に銅スラグ、フェロニッケルスラグがコンクリート用骨
材としてJIS 規格化され、利用されている。

=====
① 化学組成
フェロニッケルスラグはシリカ(SiO2)とマグネシア(MgO)を主成分とし、徐冷・急冷のいずれの場合にも主な鉱物組成は安定した結晶構造である。
=====

無害なのが一番いい。
でも、残念なことに有害なようだよ。

ちなみに、この資料ではこうも書いてある。(10ページ目)

=====
② 有害物質の溶出
フェロニッケルスラグの有害物質の溶出について、〔中略〕有害物質は検出されないか、検出されても環境基準以下の値である。
なお、フェロニッケルスラグの使用に際しては有害物質の溶出について使用を予定している事業所に詳細を確認し、必要に応じて試験を行うことが望ましい。
=====

つまり、たいがいは溶出汚染しない、でも注意してください、ってことだね。
汚染が確認できるかも知れないし、確認できないかも知れない。

僕はこの資料を今日になって知った。
恐れながら、原告にとっても被告にとっても、水質データではますます証拠不十分だと思われる。

有害物質が溶出しにくいなら、それはそれで悪いことじゃない。
でも物質そのものが体内に入るなら話は変わるだろう。
「粉塵が舞う」ってことは、物質の粉体そのものが体内に入る、ってことだ。

つぎに、製品価値があるものか。

とても参考になる記事があるよ。
http://ameblo.jp/d45611/entry-11953715200.html
『【黒木睦子さんの裁判】日向製錬所グリーンサンドの謎を探る』

まず目に入るのが、こちらの部分。

=====
「経済産業省の調べによれば、(株)日向製錬所は、最初から西川内地区の山に廃棄しているのは製品でない、と十分分かっていて廃棄しているとの事です。」
=====

出典は黒木さんのブログ。
しかも、JIS製品でないことを日向市役所も認めたらしい。

さらに読み進めていくと。
『土質安定処理材としてのフェロニッケルスラグ微粉末の適用に関する研究』っていう資料が紹介されてる。

そこから何ヶ所かを抜粋するね。

=====
(P.4/ファイル全体の9ページ目)
JIS規格の最小区分である 5-0.3mmの粒度範囲より微粉末のFNSは,一部でブラスト材として再生利用されるものの,多くの場合,使い道がなくストックされているのが現状である.

(P.32/ファイル全体の38ページ目)
その中でも,非鉄金属スラグの品質基準は,対象となる用途(コンクリート用材,路盤・盛土材,アスファルト舗装材,地盤改良材,中詰材など)に応じてそれぞれ項目が規定されている.〔中略〕ただし,いずれの用途においても,粒度がおおよそ 0.3mm以上のものについてであり,それより小さい細粒分(微粉末)についてはほとんど対象とされていない.

(P.35/ファイル全体の41ページ目)
しかし,規格化されずストックされているFNSなどの非鉄金属スラグの微粉末は,現在,利用価値が少ない材料であることからほとんど流通されておらず価格が設定されていない.すなわちこれらの材料は,輸送コストを計上する必要はあるが無料での取引が可能な材料である.
=====

つまり、グリーンサンドことフェロニッケルスラグは、細かい粒子だから製品じゃない、ってことはない。
でも、その基準さえ満たさない、規格外(粒度0.3mm未満)の微粉末状のものが西川内に運ばれていたとしたら。
もしくは、そのような微粉末状のものを含めて、運ばれていたとしたら。

だとしたら、「グリーンサンドの残りカス」ってことになる。
製品価値があるとは考えにくい。

「ストックするだけでやり場がない。価格0円ないし極低価格+輸送コスト で売った」ってことなんだろうか。
だとしたら、製品と言えるんだろうか。
買った側は、何に使うために買ったんだろうか。

やり場がないから持っていってもらった、としたら。
ゴミの処分と変わらない。って僕は思う。




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3月4日 宮崎地方裁判所延岡支部 第1法廷 第3回審理

 
 先ほど3月4日の第3回審理が終了した。
 最初に述べると、審理のスピードが上がった印象を受けた。塚原裁判長は早口でサクサクと審理を進めていた。が、そのアレグロにリット(ブレーキ)をかけるのが、黒木睦子さんである。
「お聞きしたいのですが、裁判長は私の提出した書状を読んで、どういうふうに思われたのですか?」
 今回またしても、黒木さんは裁判長をナチュラルに困惑させたのである。
 
 10時50分。前回と同じ1号法廷に入廷すると、黒木さんは先に着席していた。今日のいでたちは黒のツーピースと淡い色合いのブラウスである。紫のふろしきに準備書面の一式を包んでいる。事務官が近くに寄ってき、一枚の書面をさしだしながら二言三言ことばを交わした。黒木さんは頷き、その書面に署名か何かをしていた。
 10時55分に、日向精錬所の若手弁護士(今回はマスクをしていない)、次いでサンアイのダンディーな弁護士が原告側に着席した。かれらも書面のファイルを卓上に置き、裁判官の登場を待った。
 11時00分。裁判官三名が入廷し、開廷。傍聴者は自分を含めて11名。塚原裁判長はいつものようにひょうひょうとした口調で、それでは審理を始めましょうかと宣した。「ワ86号・89号、損害賠償請求事件の審理を開始します。先ずは書面について整理しますが、原告サ・1号の第1準備書面ならびに第2準備書面を……」
 早口でよく聞き取れないが、原告側の準備書面を裁判所は受理しましたよ、という確認を取ったようである。二人の弁護人が、はいと頷いていた。
「続いて被告ですが、被告の1号証1、2(と聞こえた)に添えられた……、これが原本であることを確認します」
 すると書記官が裁判長に書状を提示した。裁判長は書面を確認すると、「これが原本であることに間違いはないですね」と被告席の黒木さんに訊いた。黒木さんが頷くと、続いて原告の弁護人に向かって、「原本であると確認しますか?」と問うた。若い弁護人は「いいえ」と答えた。確認するまでもないということなのだろうか。
 その「原本」というものが、どうやら前回の審理で裁判長が被告に再三提出するよう要求していた「水質調査」のものであることは、さしもの私でも理解できた。その書類の名称は「乙1号証の1・計量証明書」と呼ぶらしい。全体に裁判長の発音が早口なうえ不明瞭なので、慣れない私は正確な記録ができないでいる。
「この、被告が宮崎県環境科学協会に調査付託をした計量証明書を、裁判所は採用しました」
 と裁判長は念を押した。採用とはつまり、被告側の反論を検証するための証拠として採用した、という意味なのだろう。裁判長はさらに黒木さんに対して、
「この調査・検査にかんしての詳細な情報があれば、併せて提出してください。
 たとえば調査した場所を特定できる資料や、調査にあたって協会の誰が立ち会ったか、などを」と申し添えた。
裁判長:「それで、この宮崎県環境科学協会からの資料の数値が、つまり基準の値が高いのか、低いのかを示す資料がありますか」
黒木:「基準の値、ですか?」
裁判長:「参考となる基準値の値を示していただきたい。裁判所としては、協会の資料に記載された数字の意味がわからない。それが環境的に有害であるかどうか、の
黒木:「資料の説明は、ありました」
裁判長:「それは、どんなかたちで?」
黒木:「電話でも、口頭でもありました」
裁判長:「それでは、その内容をまた、準備書面、主張ですね、と同じかたちでいいから、提出してください」
黒木:「……わかりました」
裁判長:「それから、陳述書で今までの状況を時系列に書いてらっしゃるけど、それには『公害衛生センター』や『○○○○(聞き取り追いつけず)』などにも調査を依頼したとあります。そういうものも、併せて提出されてください。
 さらに、お子さんの体調不良についてですが、今回の一連との『因果関係を示す』診断書などがあれば、それも提出してください。」
 と、前回同様、今回も裁判長と黒木さんとのやり取りが続く。原告側の弁護人ふたりは、それを無表情にみている。かれらがなにを考えているか、傍聴席からはうかがい知れない。
 裁判長はさらに、原告側の訴状から、こういった部分についてを触れた。
「あなたが(ブログ等に)書いた、『金丸さん(サンアイ社長)と暴力団とのつながり』を、具体的に示す根拠があれば、それも提出するように」
 そこまで裁判長が説明したところで、黒木さんが逆に(冒頭の)質問を発した。
黒木:「裁判長。裁判長はどういうふうに思われましたか?」
裁判長:「どういうふうに、とは?」
黒木:「私の書いた陳述書を、裁判所はどう思ったかを教えていただきたいのです」
 すると裁判長は、あきらかに困惑した。
裁判長:「裁判は、まず原告からの訴状がありますね。それを受けて、被告が反論する。さらにその被告の反論にたいして、原告からの再反論が出される。それをくり返すことによって、争点が明確になります。準備書面は、裁判所が争点をはっきり把握するために必要なのです」
黒木:「では、裁判長は、書面を読んでどうお思いになったのか」
裁判長:「それは、こちらから、どう思ったかの説明はしません」
 裁判長はやりとりを打ち切ると、次回の予定を決めましょうと舳先を変えた。
裁判長:「次回は、4月15日ではどうですか」
 と原告に訊くが、原告側弁護人二人の調整がつかない。
裁判長:「それでは、4月24日、金曜日にしましょう。原告はそれでいいですね?(二名の弁護士頷く)
(被告に)どうですか?」
黒木:「その日はちょっと、困ります。というか、4月では困ります」
裁判長:「では、いつがよろしいですか」
黒木:「5月になりませんか」
裁判所:「そんな先に延ばされては……出廷に都合が悪い理由は何ですか?」
黒木:「子どもの具合がありますから、病院に連れて行かなくてはなりませんし」
裁判所:「それは、4月24日に既に予約しているから、ですか?」
黒木:「いいえ、違います」
裁判長:「では、24日に出廷してください。次回の審理は24日。午前11時に開始します。本日の審理は、これで終了します」
  塚原裁判長、最後はまさに「切り口上」という感じだった。
 


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 これが第3回審理で交わされた法廷言語の一部始終である。順番が多少前後しているかもしれないし、聞き取りによるため文言が不正確であることを、あらかじめお断りしておく。
 今回の審理で新たに分かったことは、
①黒木さん側から提出された「水質検査」の原本を裁判所は証拠として採用した。
 ただし証拠とするにはなお不明な点があり、その部分にかんする記述を求めた。
②黒木さん側の反論の材料として、他の団体による調査の結果や、お子さんの健康を害したと証明できる診断書などの提出を求めた。
③原告の訴えであるサンアイ社長への名誉毀損についての、証明できる根拠を求めた。
 の3点であり、いずれも被告の黒木さんがそれぞれの反論を準備しなければならない。
 思いだした。次の審理を延ばしてほしいと黒木さんは頼んだが、それにはこんな理由もあった。
「準備書面を作成する時間が足りないのです」
 裁判長はそれに対してこう言い放った。
「書ける範囲でよいから」と。
 裁判の迅速化と巷でよく言われている。たしかに、いたずらに審理を引き伸ばすのは良くないことなのだろう。でも、だからといって、拙速に判決を下されてはならない。それこそ争点があきらかになるまで、審理は尽くされなければならない。今回、塚原裁判長は、あきらかに裁判の進行を早めようとしていた。速やかに結審したい気持ちはわかるが、一傍聴者である私には、それでよいのかという疑念がどうしてもつきまとう。
 これは公害問題であるから、裁判自体に重きを置く必要はないという意見もある。私自身、半分以上はそう思っている。ケチをつけたか・つけなかったか、暴言を吐いたか・吐かなかったかなどは、当事者同士で、さしで勝負すればよいだけの話だと思う。



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 が、
 いったん始まってしまった、この「損害賠償請求事件」を、あだやおろそかに扱ってはならない。地元の信頼も厚い一流企業である日向精錬所とサンアイが、一個人を訴えることで、なにをしようとしているのか。その真意を考えてみてほしい。あえて訴えることで、事態を収束させようとする意思が働いていると見るのは、私の穿ちすぎだろうか。
http://kp4323w3255b5t267.hatenablog.com/




  

転載元: 真心と正義


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