渡り鳥を介して広がる高病原性の鳥インフルエンザが熊本の養鶏場2箇所で確認されたので、
感染防止のため計約11万2000羽を殺処分するという(元記事1)。
鳥インフルエンザが死者まで発生させる危険な疾病であること(元記事2)からすれば当然といえば当然だが、、、
養鶏農家にとって、やりきれないだろうし、貧乏人の蛋白源として大いにお世話になっている私としても、養鶏に無駄死にさせることのせつなさを感じざるをえない。
で、素朴な感情だが、片手落ちと感じるのは、
なんの罪もない養鶏農家の、養鶏場の鶏を皆殺しにする一方で、
鳥インフルエンザを持ち込んだ当の渡り鳥は、
渡り鳥を絶滅させることはできないからとしても、、、
お咎めなしということになるのが、感情的には、割り切れない! やりきれない!(;^_^A
(元記事1)
鳥インフル、熊本で発生=11万羽を殺処分―韓国経由で侵入か・農水省
時事通信 4月13日(日)10時31分配信
農林水産省は13日、感染すると高い確率で死ぬ高病原性の疑いがある鳥インフルエンザが、熊本県多良木町の養鶏場で発生したと発表した。同じ農家が経営する別の養鶏場(同県相良村)を含めて、計約11万2000羽を殺処分し、感染の拡大防止を徹底する。
農水省は13日、専門家による対策のための小委員会を開催。感染経路などは不明だが、伊藤壽啓小委員長(鳥取大教授)は終了後、「(鳥インフルが流行している)韓国から渡り鳥がウイルスを持ち込んだ可能性がある」と記者団に述べた。
農水省はまた、専門家チームを現地に派遣し、本格的な調査を開始。林芳正農水相は同日、省内に設置した対策本部で、拡大防止策の強化などを指示した。周辺農家への感染拡大は確認されていないという。
高病原性鳥インフルの国内での発生は約3年ぶり。農水省によると、養鶏場で多くのブロイラーが11日から12日にかけて死んだと報告があった。13日に行った遺伝子検査の結果、「H5亜型」ウイルスが検出された。
これを受け、熊本県は(1)発生した養鶏場から半径3キロメートル以内で飼育されている鳥の移動を禁止、半径10キロメートル圏から外への鶏肉と卵の出荷を禁止(2)近隣養鶏場の消毒、周辺の主要道路に消毒ポイントを設置―などの対策を決めた。
(元記事2)
【中国】《安全》鳥インフル、今年に入り死者50人に
NNA 2014/2/25 08:30
広東省の衛生当局は24日、新たに4人の鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)への感染を確認したと発表した。また同時に、21日に感染が発表された肇慶市の46歳女性が23日に死亡したと発表。全国で今年に入ってからの感染者のうち、死亡した患者は累計で50人となった。
感染患者は広州市海珠区の76歳男性、広州市レイ湾区(レイはくさかんむりの下に力が3つ)の55歳女性、広州市天河区の75歳女性、仏山市順徳区の33歳男性で、いずれも重体だという。
中国のH7N9型の感染者は今年に入って221人となった。<全国>