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[転載]山梨県立博物館”かいじあむ”は「山梨の自然と人」をメインテーマとした博物館です。山梨に暮らす皆さん、そして山梨を訪れる皆様にぜひご利用頂きたい気持ちを動画に込めました。鑑賞するだけでなく、様々な体験を


山梨県立博物館”かいじあむ”は「山梨の自然と人」をメインテーマとした博物館です。山梨に暮らす皆さん、そして山梨を訪れる皆様にぜひご利用頂きたい気持ちを動画に込めました。鑑賞するだけでなく、様々な体験を通じて、より深く「やまなし」を知ることができる”かいじあむ”にぜひお出かけください。

山梨県立博物館公式サイトはこちら→http://www.museum.pref.yamanashi.jp/
山梨県立博物館公式FBもあります→https://www.facebook.com/kaiseum.ypm

英語版(English Ver.)PR動画→https://www.youtube.com/watch?v=lcFT-...
中国語版(中國版)PR動画→https://www.youtube.com/watch?v=ha2aZ...


山梨県立博物館


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Japanese Map symbol (Museum) w.svg
山梨県立博物館
Yamanashi Prefectural Museum
施設情報愛称専門分野館長管理運営延床面積開館所在地
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Yamanashi Prefectural Museum.jpg
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山梨県立博物館の位置(山梨県内)
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山梨県立博物館
山梨県内の位置
かいじあむ
山梨県に関する自然展示、歴史展示
守屋正彦
山梨県
8,760m2
2005年10月15日
406-0801
山梨県笛吹市御坂町成田1501-1
プロジェクト:GLAM
山梨県立博物館(やまなしけんりつはくぶつかん)は、山梨県笛吹市御坂町成田にある総合博物館である。2005年平成17年)10月15日に開館した。愛称は甲斐とミュージアムをかけた「かいじあむ」。2018年現在、館長は守屋正彦である。前館長の平川南は名誉館長に就任した。
基本テーマは「山梨の自然と人」であり、自然系展示と歴史系展示を分けずに展示や資料の収集、調査研究活動、社会教育活動を行っている。常設展示は原始時代から現代という時系列に沿った展示であるが、観覧順序は自由導線であり、「水に取り組む」「信仰の足跡」といったテーマを設定した展示になっている。

調査・研究活動

  • 富士山と人々の歴史」平成17年度 - 継続
富士山をめぐる自然と人の関わりを総合的に解き明かすことを目的とした研究。「富士山の災害史と古環境」を研究テーマに各分野からの研究活動を行っている。
  • 楯無鎧の謎を探る」平成15-17年度
甲州市塩山上於曽の菅田天神社所蔵の国宝「小桜韋威鎧兜・大袖付」(楯無鎧)のレプリカ製作に際して、同鎧各部の甲冑史的な検討や、伝来経緯・意義に関する文献史学的な考察を展開。報告書においては実測データなどを掲載。
  • 古代の交易と道」平成18-平成19年度
古代甲斐国の交通・交易の様相に関して考古学・文献史学の両面から検討を行う。古代甲斐国における交通路の確定や、『山梨県史』において指摘された古代甲斐国が東山道東海道の結節点にあたるとする平川南の指摘を受け各種論考が提言される。また、報告書では古代甲斐国の交通・交易に関する史料を集成している。
  • 歌川広重の甲州日記と甲府道祖神祭」平成19年度
天保12年(1841年)に甲斐を訪れ甲府道祖神祭りの幕絵製作を行った歌川広重が甲州旅行を記録した『甲州日記』に関する共同研究。報告書において『甲州日記』の全文・スケッチの翻刻と考察を含んだ注釈・現代語訳を掲載しているほか、広重の画業や広重の歩いた道中ルートの検証、甲府道祖神祭礼に関する論考を展開しているほか、広重の甲州関係作品や甲府道祖神祭関係資料、『甲州日記』に関係する各種データを集成している。
  • 甲斐の治水・利水と景観の変化」平成19-平成21年度
信玄堤に代表される甲府盆地の治水に関して、河川の流路変遷や耕地開発による景観の変化を検討する共同研究。収蔵する信玄堤絵図・村絵図類や検地帳の分析により調査データを作成し、堤防の形態的変遷や耕地の開発状況について検討した。また、治水技術の変遷や水害による村の移転、井堰の開発状況などについて考察を展開しており、報告書では調査データも掲載。
  • 甲斐金山における金製錬技術に関する自然科学的研究」平成20年度 - 平成23年度
甲斐金山から産出された金について科学的手法により技術的側面を検討する研究。黒川金山勝沼氏館跡から出土した熔融物付着土器のX線調査などを実施。
  • 博徒の活動と近世甲斐国における社会経済の特質」平成21年度 - 平成24年度
甲斐国において活動した甲州博徒の活動を通じて社会経済・文化の特質を解明することを目的とする研究。報告書では甲州博徒に関する史料を集成し、三井卯吉国分三蔵黒駒勝蔵に関する新出史料を見出した。平成25年には企画展「黒駒勝蔵対清水次郎長」を開催し成果を一般に紹介。
  • 河口集落の歴史民俗的研究
  • 日韓内陸地域における雑穀農耕の起源に関する科学的研究
  • 甲斐の治水・利水技術と環境の変化
ほか、学芸員・職員が個別のテーマ研究を展開している。

常設展示

導入展示

  • 山梨の舞台 - 山梨県内全域の衛星写真を模式的に立体化した模型が置かれている。山梨が高峻な山々に囲まれつつも、他地域と結ばれていたことを示す展示。

鑑賞・学習型展示

常設展示は「山梨の風土とくらし」「甲斐を往き交う群像」「共生する社会」の三部構成。
「山梨の風土とくらし」において、「山に生きる」「里に暮らす」「城下町の賑わい」ではジオラマ展示が行われており、古文書や絵図資料、考古資料や民俗資料、聞き取り調査などに基づいて建物の模型や小道具、デフォルメされた人形が作成され配置されている。
「山に生きる」では、黒川金山での粉成の様子や「佐野山小屋見取図」に基づいた山中のそま小屋の様子、『甲斐叢記』に基づいた市川大門の紙漉小屋の様子、奈良田の焼畑農耕の様子などが再現されている。「里に暮らす」では近世のムラの営みと歳時記をテーマに、東部地域の養蚕民家がジオラマで再現されており、ノラのジオラマでは畑や水車小屋などが再現された情景模型で、米麦二毛作や綿花、煙草、果樹、里芋栽培など甲斐国の諸産業や四季の移ろいが表現されている。
「城下町の賑わい」では甲府城下町のジオラマが三台配置されている。甲府八日町(甲府市中央五丁目)札の辻にあった高札場のジオラマは『裏見寒話』や『甲府買物独案内』所載の「甲府繁栄之図」に基き城下町の入り口である高札場の番所木戸、火の見櫓などが再現されており、同じく八日町にあった菓子商である升屋・若松屋前のジオラマでは、『甲斐廻手振』『甲府八日町初売之景』に基いて初売りの様子が再現され、初荷が積み上げられ人々が押し掛ける正月の様子が再現されている。柳町三丁目(甲府市若松町)の甲府道祖神祭りのジオラマでは、軒先に飾られた幕絵や辻に立てられたオヤマなど道祖神飾りが再現され、道祖神祭りの様子が復元されている。また、各ジオラマには甲府城下町の地下を流れていた甲府上水も再現されている。
  • 山梨の風土とくらし - 原始から現代に至る山梨の自然と人との関わりに関する展示。
    • 自然の森の中で
    • 甲斐の誕生
    • 甲斐の黒駒
    • 水に取り組む
    • 戦国からのメッセージ
    • 山に生きる
    • 里に暮らす
    • 城下町の賑わい
    • 変貌する景観
  • 甲斐を往き交う群像 - 山梨が閉じられた山国ではなく周囲に開かれた地域であったことを、甲斐源氏の活躍や甲州街道による江戸文化の往来など、具体的事象を通じて示す展示。



山梨県立博物館は2005(平成17)年10月15日に開館いたしました。以来、山梨の豊かな自然と人々がどのように向き合ってきたのかという歴史を総合的に調査研究し、その成果を地域振興の重要な指針として提示できる博物館へと成長してきました。博物館が地域振興に果たす役割は一層重要なものとなりつつあります。豊かな文化的生活が望まれる社会にあって、今以上に貢献を果たしていくことが期待されています。
 博物館は古代の甲斐の国の都として栄えた笛吹市に位置しています。庭からは、歌枕で知られた「甲斐の白根」をはじめ、盆地を取り囲む高い山々が眺望できます。このような景観を背景に、諸国に分流した甲斐源氏の故郷であることなどを重ねて考えますと、当地域が歴史・文化を学ぶにふさわしい環境にあると思います。
 社会状況の変化、少子高齢化が進む中で、かつての先人が築き、守り、育んできた山梨の歴史・文化資源は、わが国においても貴重で重要な文化財であります。これを継承するために、博物館は展示や事業活動を通じて、皆様方のご高覧をいただき、「われわれの尊厳や誇り」とは、「自然と人間との調和」とは、「真の豊かさ」とは何かについて、来し方をふり返り、我々の未来を共に考える、よき機会を提供したいと願っています。

転載元: 環境・歴史・観光・防災・家族を想う、さすらいカメラマン


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