http://www.minpo.jp/news/detail/2014071616900
富岡町の司法書士の渡辺和則さん(40)は15日、東京電力福島第一原発事故に伴う東電の損害賠償を、町民全員に一律で支払うよう求める町民の署名簿を宮本皓一町長に提出した。これを受け、宮本町長は18日、文部科学省に一律賠償の実施を同省の原子力損害賠償紛争審査会の中間指針に盛り込むよう要望する。
渡辺さんは3月から署名活動を進め、15日現在で2925人分を集めた。郡山市の富岡町役場郡山事務所で宮本町長に署名簿を手渡し、「道1本隔てているだけで、賠償額が1人700万円も違うのは不平等。町民の声を国に届けてほしい」と訴えた。宮本町長は「一律賠償を(紛争審査会の)中間指針に盛り込むよう文科省に求めていきたい」と語った。
富岡町は原発事故による避難区域再編で、避難指示解除準備、居住制限、帰還困難の3区域に分けられた。昨年末に示された中間指針第4次追補では、帰還困難区域のみ700万円の精神的賠償が追加された。
富岡町の司法書士の渡辺和則さん(40)は15日、東京電力福島第一原発事故に伴う東電の損害賠償を、町民全員に一律で支払うよう求める町民の署名簿を宮本皓一町長に提出した。これを受け、宮本町長は18日、文部科学省に一律賠償の実施を同省の原子力損害賠償紛争審査会の中間指針に盛り込むよう要望する。
渡辺さんは3月から署名活動を進め、15日現在で2925人分を集めた。郡山市の富岡町役場郡山事務所で宮本町長に署名簿を手渡し、「道1本隔てているだけで、賠償額が1人700万円も違うのは不平等。町民の声を国に届けてほしい」と訴えた。宮本町長は「一律賠償を(紛争審査会の)中間指針に盛り込むよう文科省に求めていきたい」と語った。
富岡町は原発事故による避難区域再編で、避難指示解除準備、居住制限、帰還困難の3区域に分けられた。昨年末に示された中間指針第4次追補では、帰還困難区域のみ700万円の精神的賠償が追加された。