ウミガメの子、廃油まみれの死骸で発見 竹富島に廃油ボール200kg漂着
石垣海上保安部は27日、「竹富島コンドイ浜の海岸で廃油ボールが漂着している」などと26日に島民から通報があり、その後廃油ボール約200キロを島民が回収したと発表した。また石垣島でも約100個の廃油ボールが確認されたほか、西表島ホネラ海岸ではウミガメの子亀の死骸が廃油にまみれた状態で見つかった。石垣海上保安部が排出元や油の成分などを調べている。
同部によると、27日午後5時現在、石垣島西側の吉原海岸で約20メートルの範囲で約5ミリ~5センチ程度の廃油ボール約50個、米原ビーチでも約100メートルの範囲で約2~20センチほどの廃油ボール約50個を確認。まだ回収されておらず、重量は調査中という。
同部や海上保安協力員、八重山環境ネットワークなどが石垣島や与那国島、西表島沿岸を調査している。