動禅 掃除道とは
掃除道は
①掃除を通し、環境整備の技術力を高めること
②良い習慣を身につけること
を目的としています。
①掃除を通し、環境整備の技術力を高めること
人は環境からの影響を大きく受けながら生活をしています。
散らかっている環境の中では頭の中も散らかってしまいます。
重苦しい環境の中では頭の中も重くなってしまいます。
私たちはこの「環境と頭の中の状態はリンクしている」ということを「外脳理論」と呼んでいます。
・生産性の高い仕事をしたいのならば、生産性が高くなる環境に整備しないといけません。
・心がすっきりと安定したいのであれば、心がほっとしてすっきり安定できる環境をつくらないといけません。
・モデルのように綺麗な人生を歩みたいのであれば、綺麗を意識できるようになる環境に自分の身を置かねばなりません。
人は「環境の力を味方にしてこそ、より高いレベルの自分になれる」のです。
良い土壌に種を撒けば芽は出て育ちます。
悪い土壌にはどんなに良い種を撒いても芽は出ず、育ちません。
この良い土壌づくり、良い場づくり、良い環境づくりこそが、
掃除道の目指すひとつめの「環境整備の力を高めること」です。
②「良い習慣づくり」をし続けること
掃除道の目的のふたつめは「良い習慣を身につけること」です。
どんな素晴らしい行動、発想でも、一時しかできないのであれば、それは本当の意味で良い結果を生み出さないことでしょう。「続けること」こそが、血となり肉となるとても大事なことです。
掃除道では「続けること」ができるようになるために、様々なワーク、スキル、ノウハウを用意してあります。掃除を単なる片付け術とは見なしていません。
掃除をひとつのトレーニング体系として「自分が手に入れたい習慣を手に入れることができるようになる」ことを目指しています。
掃除道で整理整頓するのは部屋の環境だけではありません。
心、感情、時間、仕事、家族、健康、友達、・・・・・
人生のあらゆることを「大切なモノとそうでないモノを、分別し、大切にしたいと思うこと、大切にすべきことを、より大切にする」ようにしていきます。
掃除道=環境整備の技術力向上×良い習慣づくり
なのです。
「動禅 掃除道」は掃除を通じていろいろな気づきをし、良い習慣づくりに取り組み、「成功する習慣」「幸せになる習慣」を身につけていきます。
座って行う座禅と似ていますが、動きながらより良い生き方を模索していく禅の道だと考えています。
空手道、柔道、華道、茶道のように、日本の中で代々、受け継がれて来た作法のひとつだと考えます。掃除という環境整備の技術を上げることと、掃除の持つ「心くばり」を学び、実践し続けることで、より良い「今」「未来」をつくっていけることを目指しています。
「苦行」ではなく「遊行」です。
また、掃除道は「苦行」ではありません。誰もが愉しく取り組める「易行」です。そしてさらに突き詰めていくと、自分も他人も笑顔になっていく「遊行」だと考えています。
(尚、動禅掃除道はいかなる政治団体、宗教団体とも特定の関わりはございません)
自分が輝き、
家庭が輝き、
職場が輝き、
地域が輝き、
国が輝く
これが掃除道なのです。