プロカメラマンに良い写真を撮ってもらおうと思えば、そのプロカメラマンが受け取るギャラを上げることを考えるべきです。
プロカメラマンはお金を貰って写真を撮るのが仕事で、写真を撮ることで生活を支えています。
手取りギャラが高ければ、プロカメラマンのやる気が上がり、さまざまな気配りを行い、写真の質が上がります。
手取りギャラが安ければ、プロカメラマンのやる気が下がり、適当に写真を撮り、写真の質が下がります。
気を付けなければいけないのは、客が払っている金額と、プロカメラマンが受け取る金額に差があることです。
例えば、結婚式の写真であれば、客の払った金額の約半分を結婚式場がマージンとして天引きし、さらに残り半分を写真館が経費として頭はねすると言われています。
即ち、写真撮影代金として、結婚式場に8万円払っても、結婚式場が4万円を頭はね、写真館が中間で2万円を受け取り、プロカメラマンにわたるお金は2万円程度。プロカメラマンはそこから交通費・電話代を払い。百万以上するカメラ機材や、データ処理するパソコンやソフトの経費をねん出しています。
一万円代の日当は、バイトより高いけれど、結婚式写真の仕事は休日にしかないので、月収にすれば、月に8回仕事があっても10万そこそこの月収しかなりません。これでは、プロと言えないですね。アルバイトのカメラマンや学生さんの小遣い稼ぎのカメラマンが集まります。
では、どうしたらよいか?
直接カメラマンにギャラを支払うべきです。
8万円を結婚式場に払うのでは無く、カメラマンに直接支払うことです。
そうすれば、もし同じカメラマンでもやる気がすごく上がってきますし、プロと呼ぶにふさわしいカメラマンが集まります。