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[転載]陸海空で安保交流推進 日印防衛相、飛行艇も協議

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陸海空で安保交流推進 日印防衛相、飛行艇も協議

2014.1.6 20:30
インドのアントニー国防相(右端)と会談する小野寺防衛相(左端)=6日、ニューデリー(代表撮影・共同)
インドのアントニー国防相(右端)と会談する小野寺防衛相(左端)=6日、ニューデリー(代表撮影・共同)
 小野寺五典防衛相は6日、訪問先のインド・ニューデリーでアントニー国防相と会談した。陸海空で自衛隊とインド軍の協力や交流を推進することで一致し、今月下旬に予定されている安倍晋三首相のインド訪問を前に、台頭する中国を安全保障面で牽制した。
 小野寺氏は純国産で水陸両用の海自救難飛行艇「US2」の輸出実現に向け、昨年末にインドで初めて行われた政府間の合同作業部会の次回会合を日本で開催するよう要請した。
 両国は昨年末、2年連続となった海自と海軍の共同訓練をインド洋で実施。会談で両閣僚は訓練の定期化と年内の日本での3回目開催を確認した上で、陸自と陸軍の間で人道支援や災害、テロ分野の専門家交流を行うことで合意した。
 小野寺氏は、中国による東シナ海上空への防空識別圏設定についての問題点を説明。アントニー氏は国際社会と同様に注視すると語った。(共同)

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 菅義偉官房長官は6日午前、天皇、皇后両陛下のインド公式訪問に関し「インドとの友好親善関係の増進に多大な成果を上げられたことは誠に喜びに堪えない。今回の訪問を契機に、インドとの関係が一層発展することを期待している」との談話を発表した。

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 2013.11.29 00:07両陛下ご動静
 即位後初めてインド公式訪問に赴かれる天皇、皇后両陛下。53年前の訪印と同様、今回も地元では「歓迎ムードが高まっている」(外務省)という。約半世紀前の縁をたどる訪問先もあり、親日国とされる同国との絆を、一層深められる旅となりそうだ。
 ご滞在先は北部の首都ニューデリーと、かつてマドラスと呼ばれた南部の主要都市、チェンナイ。
 ニューデリーでは、大統領夫妻主催晩餐会(ばんさんかい)などに臨席し、国賓として公式歓迎をお受けになる。ゆかりのある国際的な文化交流拠点「インド国際センター」を再訪されるほか、当時、両陛下を迎えた初代首相の名を冠した「ネール大学」では学生とのご交流などが予定されている。
 12月4日にチェンナイへご移動。芸術学院や障害者の職業訓練を視察される。両都市では住民と交流し、在留邦人もねぎらわれる。
 ただ、日本と異なる環境だけに、ご体調への影響も心配される。鹿児島・奄美大島とほぼ同緯度のニューデリーは東京の秋頃の気温だが、北緯13度と赤道に近いチェンナイは最高気温が30度に迫る。53年前の帰国直後、陛下は風邪のため行事を休まれている。
 宮内庁は、お出ましは晩餐会などを除き午前10時から夕方の間に収めたほか、空調のある室内でのご休息時間をできるだけ取り、徒歩移動も長くなりすぎないようにしたという。
 現地の水事情については、外務省によると、要人接遇はミネラルウオーターが使われるが、念のため日本側の検査で水質に問題ないことを確認。日本からも予備を用意する。陛下が心臓手術を受けられたことなど、基本的な医療情報はインド側に伝えており、薬も随員が持参するという。
 宮内庁は「ご帰国後も含めた健康維持に、万全を尽くす」としている。

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首相が異例の出迎え 両陛下がニューデリー到着(13/12/01)
 
 
 

天皇皇后両陛下、53年ぶりにインドご訪問 現地メディアが予想する背景とは

 昭仁天皇と美智子皇后両陛下は11月30日、6日間の滞在予定でインドを訪問された。歴代天皇のインド訪問は初めて。両陛下は、皇太子と皇太子妃であった1960年に、一度インドを訪問されている。
 今回のご訪問には、インドのプラナブ・ムカルジー大統領からの招待を受けた森喜朗元首相を含む50人の代表団が同行している。代表団は、大統領やマンモハン・シン首相などインドの指導者たちと会談し、2国間、アジア地域、国際的な問題について話し合う予定だ。
 なお、日本からインドへの政府開発援助(ODA)は現在、中国を抜いて最大だ。
【経済面の相互協力強化】
 日本とインドの関係は向上している、とインドのエコノミック・タイムズが報じている。今回の両陛下のご訪問に先立ち、シン首相は5月、日本を訪問した。訪日期間中、貿易と投資の分野で協力を進めることなどに合意した。また、日本からの原子力発電設備の輸出についても、話し合いを前進させることを決めている。
 インドは、アジア地域での中国との戦略的懸念に加え、日本からの技術や投資を現在よりもさらに多く必要としている、とインディアン・エクスプレス紙は報じている。その代わりに、インドは日本国全体の繁栄と成長をもたらすことになる、日本企業への成長と国際化の機会を提供するのだ、と同紙は相互の利益を説明している。また近年、2国間の貿易は盛んになっており、日本との結びつきが強まっているとの認識がインド国内で高まっているという。
 
 
【中国への政治的圧力も?】
 タイムズ・オブ・インド紙は、外務省アジア局審議官の谷野作太郎氏のコメントを報じている。同氏は、インドとの関係は良好で中国のように争っている懸案もなく、中印の日本との関係は全く異なるものだ、と述べたという。
 同氏は、両陛下のご訪問は中国に対抗しようとする政治的なものではないと説明している。ただしインディアン・エクスプレス紙は、両陛下の外国ご訪問は希なことで、日本政府はこれまでその機会を外交政策転換の現れとして利用してきた、と指摘している。同紙は、両陛下の1992年の中国ご訪問では両国の友好関係を示し、その後尖閣諸島の領土問題が発生するまで、中国への援助額が増大したことを挙げている。
 インドは、自国の領土であると主張するヒマラヤ山脈東部のアルナーチャル・プラデーシュ州に関して、中国と主権を争っている。同紙は、インドが中国との関係を含め様々な問題を解決するためにも、日本との関係を強化することが必要だ、と主張している。
 
 
【インド側はご訪問を大いに歓迎】
 この記事に寄せられたコメントでは、
・両陛下のご来印は、両国の利益を拡大させるものだ。日本へ何度か旅行したが、人々はとても感じがよく、どこでも親切だった。両国に神のご加護がありますように。
など、ほとんどが日本との関係が強まることを歓迎している。同時に、
 
・インドと日本は、結びつきを強め、お互いに助け合うべきだ。しかし、もし、中国が、国境線の問題を主張しなければ、友好的に接するべき。
 
・インドは、中国との関係を弱め、日本との関係を強化すべきだ。中国よりも日本のほうが、長い目で見れば、インドの利益につながる。
 
など、インドの中国を重視した外交政策からの転換を望む意見も多く見られた。
 
 
 
 
インド大統領官邸で行われた天皇陛下の歓迎式典
 
 

転載元: 紀伊熊野の防災環境


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